気になっていた映画を見た。『ビル・カニンガム&ニューヨーク』
知らない人は居ない位重要人物だとか。まさに”ファッション”に魂を売った男。
今この瞬間も作業員用のブルーのワークジャケットを身にまといお気に入りの
シュインにまたがりNY中をフィルムカメラ片手に駆け巡る。
個人的にお気に入りのシーンの一つに、ストリートで颯爽と歩く女性の前に
回り込み、ひたすらシャッターを切るシーンが幾度となく出てくる。
最初はさすがに「大丈夫?」ってギョっとする。しかし、それが彼のスタイル。
84歳とは信じがたいバイタリティ溢れる撮影スタイルがビルの真骨頂。
どんどん彼の世界観に引き込まれる。
映像では時折、既成概念に捕らわれる事を嫌う異端児にも写るけど
彼にはカルチャーも人種も関係無い、ただ撮りたい”ファッション”を撮る。
そうして50年撮り続けて来た。
大きくフォーカスはされていないけど、とても刺さったビルの信念、
それは、” 他人を傷付けない事 ”
それが一番ハッピー。
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